健優館横須賀整体術でご提案している「根本改善計画」についてご説明させていただきます。
アプローチの段階について
辛い症状の改善追求が目的。施術でトリガーポイントを除去する。
再発防止が目的。施術でトリガーポイントの管理、予防。トリガーポイントによって機能低下した筋肉、関節動作の回復を図ります
根本改善を追求することが目的。運動でトリガーポイントの発生そのものを防ぐ。または機能回復した筋肉、関節動作の機能アップを図ります。
このような段階を経て再発防止、根本の改善を目指します。
症状レベルについて
当院では症状レベルに合わせて上記の段階を変えています。各症状レベルについてご説明いたします。
耐え難い痛み、痺れで仕事や日常生活に支障がでて何とかして欲しい酷い症状。
症状で仕事に集中できない、休むことがある、日常生活に支障がある。
今までできてたことができない、就寝中に目が覚めてしまう。
強い痛み症状があるけど仕事、日常生活は我慢している、毎日の症状があるけど無理してやっている、休むほどではないが辛い症状。
辛い症状は落ち着いているがゼロではない、まだスッキリはしていない。
まだ少し気になる、症状が毎日あるわけではない、時々でる程度。
施術期間・段階・通院ペースについて
我慢できない症状レベル100~70は(週1~3回)で。
我慢できるが辛い症状レベル60~40は(週1~2回)で原因となるトリガーポイントの除去して辛い症状を改善します。
月1~2回の施術ペース。
症状が改善されたらゴールではなく通過点です。今だけ症状がとれればいい、この後再発してもいいなんて方はいないと思います。
痛みや不安のない体元気な体を維持することがゴール(本当の目的)ではないでしょうか?
私も以前、耐え難い坐骨神経痛を患い数か所の治療院を回るもどれも良くならず辛い思いをしてやっと整体で改善された時に「もうこれで症状が終わった二度とならない」と勝手に思い込み施術を停止してしまいました。しかし数ヶ月後に再発してしまいました。
私と同じように再発してほしくない、痛みのない体を維持するためにメンテナンス施術が必要不可欠です。
メンテナンス施術では自覚症状がない潜在痛(トリガーポイントの種)のケアして症状にならないように防止する、またはトリガーポイントによって筋肉、関節動作の機能低下した部位の回復を図ります。症状が改善したからといって機能低下が回復するとは限りません。潜在痛のケアと機能回復が再発防止にはとても重要と考えています。
仕事や日常生活ではどうしても似たような行動パターンになり、同じような筋肉に疲労が溜まり固くなり動きが悪くなります。
その影響で腰や背中が丸まる姿勢の崩れる、膝や肩が伸び切らない曲がりにくいなどの関節の不具合、歪みの原因となり症状→トリガーポイントの発生という流れになってしまいます。
施術によるメンテナンスは酷くなる前にトリガーポイントを除去することですが、運動によるメンテナンスは機能回復した筋肉、関節の機能アップしトリガーポイントの発生、そのものを防止することを目的としています。
顕在痛と潜在痛
症状には自覚症状のある顕在痛と自覚症状のない潜在痛があります。
顕在痛は辛い症状そのもの痛みです。それに対して潜在痛は症状にならない怠い、重い、疲労感等です。痛みがとれると治った気がしますが、これは顕在痛といった表面化した痛みがとれたことです。
何となく怠い/疲労感/重い/固まり感などがある場合は,、潜在痛といって隠れた凝りがまだ奥に潜んでいると考えています。
顕在痛はもう症状(草)が治まっているのに施術すると症状が再現されるトリガーポイント反応がでれば潜在痛(根)が残っていることになります。
痛みはないけど原因の凝り(根)が残っている状態です。この状態だと疲労が溜まると再発しても不思議ではありません。
潜在痛を根こそぎ除去するまたは管理、予防するのがメンテナンス施術です。
症状レベル30以下で落ち着いている、もしくはほとんど気にならない状態で施術することで残りの凝りを除去する、または症状のないレベルに抑えておくことが目的です。