【症例紹介】産後の骨盤の開きと腰痛の改善症例 30代女性

こんにちは健優館横須賀整体術の橋爪です。

今回は、産後の骨盤の開きと腰痛でお悩みだった女性の症例を紹介します。

患者様: 小雪様(仮名)
年齢・職業: 32歳・看護師
お住まい: 横須賀市

目次

主な症状

産後3か月の小雪様は、第二子の出産後、以下の症状にお悩みでした。

  • 骨盤の歪みと腰痛(骨盤周辺)
  • 首・肩こり
  • 4時間おきの授乳による負担

お子様を抱っこして外出すると1時間ほどで辛くなり、歩行時にも骨盤の歪みによる違和感を感じられていました。元々腰痛はなかったため、産後の歪みが原因と実感されていたそうです。

また、座って授乳する際に下を向く姿勢が続くため、その後の首・肩こりが気になり、特に右上を向くと首に痛みが走る状態でした。

来院のきっかけ

「産後の骨盤矯正」で検索し、しっかりと治してくれそうだったため当院を選ばれました。

検査結果

姿勢の評価

  • 正面から: 歪みはなく、上半身・肩の左右の高さ、膝の向きも正常
  • 側面から: 首・肩が中心線より後方、膝が前方に出ている
  • 骨盤の状態: 骨盤の傾きが少なく、背骨全体が平坦化
  • 姿勢タイプ: 頭が前に出た「ヘッドフォワードタイプ」

筋力チェック

以下の筋肉に左右ともに筋力低下が確認されました。

  • 背筋の一つである僧帽筋下部
  • お尻の中殿筋

原因の分析

産後の骨盤の歪みによる不安定な状態に加え、4時間おきの授乳、第一子の育児も重なり、疲労が蓄積していました。その結果、首・肩・腰の凝りが積み重なり、症状として現れたと考えられます。

施術内容

腰痛に対する施術:トリガーポイントの特定

  • 腰の筋肉(腰方形筋): 左側を押すとズーンと重い痛み
  • お尻の筋肉(大殿筋・中殿筋): 左側:裏もも・ふくらはぎまで響く痛み、右側:局所的に強い痛み

小雪様「腰を押されるよりも痛くてびっくりしました(>_<) でもツボを押される感じです」

殿筋群をほぐした後、骨盤を両側から閉じる施術を行いました。

首・肩に対する施術:トリガーポイントの特定

  • 首・肩の境目(僧帽筋): 押圧すると首にピーンと突っ張り感
  • より深層の斜角筋: 押圧すると肩甲骨にジーンと響く反応
  • 肩甲骨の菱形筋: 周囲に広がるような反応

施術回数を重ねるごとに、患部の位置が微妙に変化し、頭と首の境目(後頸部筋)も気になるようになりました。押圧すると頭に伝わる反応がありましたが、普段、頭痛はないとのことでした。

改善までの経過

このような施術を繰り返した結果、腰痛は3回、首・肩は5回の施術でほぼ気にならない状態まで改善しました。

再発予防のアドバイス

授乳と育児はしばらく続くため、以下の対策をお伝えしました。

セルフケア

ボールを使ったセルフマッサージの方法をお伝えし、それでも辛い場合は施術を受けていただくようお願いしました。

日常生活での改善点

  • 座る位置の工夫: 4人がけのテーブルで、小雪様から見てお子様とテレビが右側にあり、右を向くことが多い環境でした。このような小さな習慣も影響するため、座る位置を変更することをご提案しました。
  • 動作の改善: お子様を抱き上げる際の動作の見直し

原因の多くは日常生活や仕事での影響が大きいため、改善できる要因を少しでも減らすことが再発予防にはとても大切です。

まとめ

小雪様の場合、妊娠→出産→授乳と体への負担がずっと続き、首・肩の痛みや腰痛を引き起こしていました。今回は比較的早めの段階でご相談いただけたため、症状を悪化させることなく、少ない回数での改善につなげることができました。

当院では、初回の問診で「今のお身体の状態」「通院期間や回数の目安」をできるだけ具体的にお伝えするよう心がけています。不安なく通っていただけたとのこと、安心いたしました。

また、施術中の痛みや違和感は我慢せずにお伝えいただくことが、回復への近道です。当院では「お客様の感覚」を聞き取ることに集中しており、その姿勢を気遣いと感じていただき、大変嬉しく思います。施術感覚を共有できるほど、改善が早い傾向にあります。

今後も育児による負担が出やすい時期ですので、無理を感じる前のメンテナンスとしても、ぜひご活用ください。

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