【症例紹介】1年前から続く坐骨神経痛 70代女性

目次

来院までに悩んでいた症状

1年前からズキンとする腰痛が起きるようになって様々な症状が出るようになっていきました。

  • お尻~太もものピリピリとした痛みとしびれ感、
  • 足首~足先がムズムズした不快感で寝る時が辛い
  • 左下にしては寝られない、
  • 仰向け、右下も長くは続かず落ち着かないので目が覚めることもある
  • 寝つきも悪く憂うつ
  • 座る時に痛くて左に体重がかけられなくてお尻を浮かすようにして食事もままならない
  • 電車も辛い
  • 立っていても歩いても痛みがあり耐え難い
  • 買い物に行きたくない
  • 薬も服用するも副作用ばかり強くてあまり効果がない

症状レベル3~4(10がベストコンディション 1がワーストコンディション)

薬の効果は微妙で副作用があり、今までも1年に1~2回ほど坐骨神経痛を発症するけどすぐに治まっていたのが今回は治まらないし酷い症状になってしまいました。

S様のお望み

せめて症状レベル7(痛みがあるけど酷くない)以上になれば良い

とにかく辛い症状をなくしたい

当院の施術プラン

ギックリ腰のようなズキンとする腰痛、お尻~太ももの痛みとしびれの原因となる凝り(トリガーポイント)を的確に見つけて解していきます。

施術

腰のアプローチ

腰方形筋のトリガーポイントが押している箇所にピリピリした神経痛、お尻にはズーンと重い鈍痛で症状が再現される嫌な反応でました。

臀部のアプローチ

殿筋群はお尻にピリピリした神経痛とももから外くるぶしの外側まで症状と同じムズムズしたしびれ感がでました。

太もものアプローチ

外ももと裏ももは神経に当たる強い痛みとあざを押されるような打撲的な痛みも伴います。

どの箇所も痛みやしびれが再現されるトリガーポイント反応があり、原因の凝りがいくつもある状態でした。

施術による変化

始めの3回までは4日おき、4回以降は7日おきで11回の施術を行い、症状レベル3→7まで回復してきました。

右下でしか寝られなかったのが仰向けで寝られるように、買い物に歩いて行くのも平気に、座る時も左に重心かけても大丈夫に、ピキーンと怖い神経痛も痛みと回数減ってきて平気になりました。

その後は2週間おきの施術に空けて左側は落ち着いてきましたが、その後今までなんともなかった右腰痛が発生し週1~2回ペース、5回の施術で落ち着きました。

その後は2週間置きで良い状態(症状レベル8~9)どの体勢でも寝られる、日常生活に問題ない状態を維持できたので

その後プラス2回(合計17回)で卒業されました。

Sさんの坐骨神経痛の原因とは

40代で歩けないほどの椎間板ヘルニアを経験してから慢性腰痛になり、時々坐骨神経痛を繰り返してきたせいか、腰・お尻・もも・ふくらはぎ・すねと原因となるトリガーポイントは多数。

はじめはどれも神経に当たるような(症状が再現される)辛い反応がありましたが、そのポイントをしっかりとSさんと確認して施術を繰り返すことで症状が回復されました。

右の症状は元々左右の腰痛がある上に左側をかばって無理をしたのが原因と考えられます。

一番辛い症状がとれると次の悪い所を感じることが少なくありません。

まとめ

Sさんのように酷い症状の場合、トリガーポイント反応が強くでて施術中は辛いのですが、言い方を変えると原因の凝りに当たっている証拠なのです。

施術中の痛みや反応がなくなってくることで症状も回復してきますよ、とご理解頂くまで繰り返す説明することとでSさん「ポイントを探して要点を解してくれたので回復も早かった(^^♪」

Sさんが耐えられる範囲で押圧の強さを調整することに神経を集中しました。

Sさん「私の要望も聞いてくれるので助かった」

とにかく辛い症状をなんとかしないと心掛けました。

長年の症状で自分に合う所が見つからず今までに色々と治療法きましたが、Sさん「施術は辛いし、お金もかかるので嫌だったけど施術後は良くなったので続けられました」とのこと。

Sさんのご期待に応える施術、サービスが提供できて良かったです。

自分ができることを説明し行動しご理解頂くことが施術効果を上げるにはとても重要だと考えています。

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