【症例紹介】椎間板ヘルニアから来る坐骨神経痛でお悩みだった40代女性M様の事例

M様は右の坐骨神経痛の改善のために当院にいらっしゃいました。

どのような状態で、どんな風に改善していったかをまとめましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

目次

来院までの経緯

M様は2年前に腰痛が酷くでて歩くのも大変で、病院に行き椎間板ヘルニアの診断とされたそうです。

病院ではなかなか痛みが改善しなかったため、8ヶ月前から色々と鍼・整体・接骨院を試されましたが、腰痛・ぎっくり腰が再発→治まる→再発の繰り返し。

日常生活・仕事に影響が出て介護の仕事をほぼ退職するような状態になってしまいました。

3か月前に再度病院に行かれたところ、今度は坐骨神経痛の診断とされました。

右の腰と背中とお尻にズキズキした痛みで集中力に欠け、先週は痛みのせいで睡眠から起きてしまうことが3回あったそうです。

寝起きの立ち上がりで強い痛みが出るし、40分座っていると辛くなる。

ふくらはぎ・すね・足首も引っ張られるジンジンした痛みが出てしまっているとのこと。

薬で痛みが和らぐが辛い症状は毎日ある。薬で便秘になるし薬に頼らない体にしたい、薬をやめたい、仕事に戻りたいし親の介護もあるので痛みを止めたいということで、健優館横須賀整体術にいらっしゃいました。

来院の決め手

ネットで当院のホームページを検索しお客様の声と先生の説明が良かったので来院されたとのことでした。ありがたいことです。

初回時の検査

左肩が下がり右側に傾いている姿勢で、前屈動作ではお尻と腰の痛みで制限されていました。

検査を元にした当院の施術プラン

M様の場合はお尻・足の痛みが再現される反応が出れば、そこが原因と判断できます。それをMさんと一緒に探していきます。

はじめはとても痛み反応が辛いのですが、繰り返し施術することで徐々に慣れてきて、原因が解れてきたという目安になります。

寝ている間に目が覚めるうずく痛み・寝起きや立ち上がりの酷い痛み・毎日ある辛い症状をなくし薬に頼らないことを目指しました。

施術

お尻の筋肉からアプロ―チ

まずは一番気になるお尻からアプローチしました。大、中殿筋の押圧です。

Mさん「おおおぉ ふくらはぎと外の足首に響きますぅ」

ビンゴ!訴えていたふくらはぎ・足首の痛みと同じ場所にきます。

Mさん「お尻が足首の痛みの原因なのですね。慣れてくると解れる痛みでありがたい感じです」

足の痛みへアプローチ

次に行ったのは足の痛みへアプローチ、ふくらはぎ、すねの押圧です。

Mさん「おおぉ 当たります」

悪い凝りに当り、局所的な痛みが出ます。

Mさん「今日、背中とふくらはぎが痛くて連動している感じがした」

ふくらはぎは常に痛みがあり、それに背中の痛みが加わると立っているのが辛くて横になるとのことでした。

背中へのアプローチ

続いて背中へのアプローチ、脊柱起立筋群の押圧です。

Mさん「ああ、そこそこ」

指示したポイントで当たり、そのまま腰の方に移動するとずっと痛みが続いています。

胸最長筋は肩・背中・腰までつながる筋肉で、縦のラインでトリガーポイントが点在しています。

Mさん「うっ、おおおぉ」

強い痛みで悪い所に当たってズキーンと深部に響く反応。耐えられる範囲で押圧します。

Mさん「ズーンに変わってありがたい感じです」

解れてきました。背中の患部に当たりますが局所的で、足への反応はありません。

原因の見直しとアプローチ

Mさんが感じるふくらはぎと背中の痛みが関連する反応は見られず、裏付けることはできませんでした。

私の経験上または解剖学のデータでも、背中とふくらはぎが関連ということはありません。

しかしMさんがそこを気になるということは、そこに何かを感じているのです。

もし私が「そんなことありえない」とMさんに言えば、Mさんは「この先生わかってくれない」と感じ信頼関係が成り立ちません。

脊柱起立筋群のトリガーポイントが腰まで続いたので直接的な反応はないものの、これが影響をしていると考えられました。

このように原因は単純ではなく複雑に絡み合っていることが多いのです。想定外も少なくないし教科書通りには進みません。

Mさんの坐骨神経痛は腰からお尻が主な原因ですが、その日の具合により色々と変化し、他の所にも多々あります。

悪い凝り(トリガーポイント)を見つけて「イタ気持ちイイ」という所まで繰り返し解していくこと、またMさんの不安を聞いてひとつひとつ取り除くことで徐々に症状が落ち着いてきました。

施術後の変化

施術7回(1ヶ月後)超えてから少しずつ薬の使用頻度を減らして、来院1年3か月後には念願の薬を止めることがました。

それ(施術7回目)と同時に仕事(アルバイト)を再開し、さらに1年4ヶ月後にはずっと誘われていたが坐骨神経痛で通勤が無理なので断っていた都内の仕事に転職できることができました。

11回までは週に1~2回ペースで施術をし、酷い症状が落ち着いてきた12~15回は2週間に1回ペース(メンテナンス) 。坐骨神経痛になる前の体調まで回復することができました。

16回以降は月1回ペースで体のケアと再発防止目的で継続中です。

まとめ

Mさんは坐骨神経痛がメインでしたが、途中で頭痛・首肩凝り・背中や脇腹の痛み・目のピクピク感・前歯が浮くなどの他の症状も多数あり、幸い整体施術を行うことですべて落ち着きました。

Mさんは坐骨神経痛だけではなく色々と体の不安を感じていたのです。

ニーズに対応することで体も楽になって不安から自信となり、Mさんの最初の目的であった「薬を止める、仕事に就く」ことができました。

Mさん「体の不安がなくなり希望の仕事ができることが楽しいし嬉しい、先生の所に来なければ叶わなかったと思い本当に感謝しています」

とても嬉しいお言葉を頂きました。

体が辛いと心も折れてしまいます、

体の不具合を回復することはもちろんですがそれによって心も元気になりやりたいことをできる。これこそが当院のコンセプトなのでMさんの目的が叶って私自身もとても嬉しい症例でした。

坐骨神経痛 望月まどか様 40代 女性

当院に来る前はどのような症状でお悩みでしたか?

坐骨神経痛で右臀部の激しい痛みと、右背中(上側)と右ふくらはぎにも痛みが出ており、仕事や日常生活に支障が出ていました。

当院を選んでくださった理由はなんですか?

ホームぺージから伝わる患者さんがたの声と、先生の説明に惹かれ、予約に至りました。

当院の施術を受けていかがでしたか?

トリガーポイントを押していただくたびに痛みが軽くなっていき、1日3-4回飲んでいた痛み止めも止めることができました。

整形外科の処置だけではここまで回復できなかったと痛感しており、日常生活に安心感を取り戻せました。

施術を受けた結果どのような変化がありましたか?

これまで数か所で東洋医学の施術をしていただいて来ましたが、ここまで良くしていただけたのは初めてです。

橋爪先生は初めて見ていただいた日から本日にいたるまでの約1年間、毎回とても細やかに向き合ってくださるため、本当にありがたく思っています。

週1回ペース 11回 2ヶ月で酷い症状が落ち着きその後は月1~2回のメンテナンス

※個人の感想であり効果を保証するものではありません

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